内部へのレーザー彫刻
レーザー機械によるクリスタル内部への彫刻は、レーザーによって生じた小さな点(クラック)の集合により形成されています。
2Dか3Dかの違いについては、点の集合の様子によって呼び分けていますが、基本的には同じ彫刻方法となります。 |
キーホルダーのような小さなものから、板状のもの、キューブ状のもの、球体などさまざまな形状の素材へ彫刻可能ですが、彫刻可能なサイズが狭く20cm位までが限度となります。


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3D彫刻について
2D彫刻と比べて、正面以外からみても立体的に見えるような像を彫刻したものを3D彫刻と呼んでいます。
360度完全に立体的に作られた像もあれば、主に正面方向(180度)から見た場合のみ立体的に見える像もあります。
完全な立体の場合は、反対側も透けて見えるため、重なりを考え、シンプルな点の描写の像となります。

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正面方向に絞った像は、表面への点描写を精密にし、背面を除くことで、はっきりと見やすいよりリアルな像となります。(ベセルカでは3Dの写真彫刻と呼んでいます)
ベセルカでは、3Dの写真彫刻を、ペットの写真彫刻に用いています。
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たった1枚の写真から3D彫刻について
ご用意頂く写真について
写真はかならず真正面からのものをご用意下さい。斜めからの写真の場合、陰になっている部分は情報が抜けて、ぽっかりと穴が開いてしまいます。
写真は顔ができるだけ大きく写った、品質の良い物をご用意下さい。写真の質(ピントやコントラスト)は、そのまま仕上がりに影響します。
デジタルカメラで撮影した写真は、データのまま、メール添付にてお送り下さい。プリントした物は品質が劣化します。 |
.写真の立体加工について
写真には完全な立体情報は含まれませんので、立体データは必ずしも被写体と一致するわけではありません。あらかじめ下地となるいくつかの3Dモデルがあり、その中から似ているモデルを選び、写真にあわせて調整し、擬似的な立体像を作ります。
写真を3Dモデルの表面のデータとして用いるため、とてもリアルな彫刻として眼に映ります。ただ、被写体を直接知ってる人には、似ていないように見えたりすることもあります。そのため、人間よりもペットのほうが需要があります。 |
裏側はどうなっているか
3Dクリスタル写真版の技術は、本来、正面から鑑賞するためのものなので、裏側は淡く彫刻するか、全く彫刻しません。写真からの立体化の場合でも、前面180度の立体化となりますので、裏面は彫刻しません。
背面の写真も用意したり、適当なテクスチャを用意して背面も製作し、薄く彫刻することもできますが、顔の場合はコストがかかるだけで、あまり見栄えはしません。 |